100年間、マイペースで頑張ってきた働きもの⭐️ 亀の子束子
みなさま こんにちは♡
タローとハナです。
暦の上では「霜降」
地域によっては霜が降り始める頃…ということですね。
九州では、霜が降りるのはもう少し先のことでしょうか…。
でも、肌寒く感じるこの頃です。
みなさま、ご体調含めて おかわりありませんでしょうか…。
先日、タローさんと散策しておりましたら、おもしろい光景に出会いました✨
浅い川の中に…✨
あれれ!
カメさんたちが仲良くならんで、甲羅干しをしています?
「わずかな陽射しでも」…と出てきたのに、
またもや空から雨が、ポツポツと。
うらめしそうに、空を見上げるカメさんたち。
秋って、どんな光景も、なんとなく切なく感じてしまいます…?
今回、みなさまにご紹介させていただきますお品物は、“歴史あるカメさんたち”なんです。
みなさま、ご存知の『亀の子束子』です✨
「皆様に愛されて100年」なんですね〜❗️
目立たない存在かもしれませんが、
黙々と働いてきた、暮らしにかかせない道具のひとつ。
「明治40年の発明から、100年来その姿は変わらない」
…すごいですね❗️
わたしの記憶の中で、『亀の子束子』を初めて見たのは、
わたしがまだ幼かった時代の祖父母の家。
台所のシンク、五右衛門風呂のある風呂場、庭の水場、蔵の中…。
とにかく いろいろな所に、お決まりのように『亀の子束子』が置いてありました。
祖父母が、『亀の子束子』を手に、ゴシゴシと風呂釜やザルなどを磨いている姿…懐かしいです。
よく見かける茶色の『束子』は、パーム(ヤシの実の繊維)で出来ているんですね✨
その他にも、棕櫚(シュロ)で出来ている黒っぽいお色の『亀の子束子』もあるんですね〜✨
棕櫚というのは、このお写真の植物だそうですね…⭐️
他にもサイザル麻で、出来ている『亀の子束子』 もあるんですって✨
…すべて天然素材で作られているんですね✨
それぞれに、素材の特徴を生かして、用途があるんですね〜⭐️
ひとつひとつが手作り…というのも驚きです⭐️
まさに、伝統的な工芸品ですね〜✨
束子の歴史を調べてみますと、江戸時代には、藁や縄を丸めたものが洗浄具として用いられていたそうですね⭐️
いろいろな説がありますが、奈良時代には箒(ほうき)があったのだから、その時代から既に「束子」もあったのかもしれない…等々。
『亀の子束子』に関しては…
明治時代の中ごろ、文京区小石川の少年、西尾正左衛門が、醤油屋に奉公していたとき、樽の掃除に使えるものを考えて、母親が作っていた棕櫚の「足ふきマット」をヒントに、考案したのが始まり…だそうですね✨
「西尾正左衛門さん」… お名前も100年の歴史を感じます?✨
西尾正左衛門さんに、『亀の子束子』の100年間の頑張りをお伝えしたいものです。
わが家でも、『亀の子束子』は大活躍です❗️
テフロン加工のものをやめて、鉄のフライパンを使うようになってから、欠かせない存在になりました。
お肉をジュウジュウ焼いた後のフライパンも…?
洗剤は使わずに、お湯と『亀の子束子』のみで洗います〜?✨
ゴシゴシ…⭐️
キレイになりました?
五徳も『亀の子束子』で洗います〜⭐️
シンクや鍋、フライパンを洗う用の束子と、もう1個、「野菜を洗う用」もありますと大変便利です??✨
泥つきのお野菜たちも…✨
この通りツルツル ピカピカに…✨
ピカピカになった秋のお野菜たちで、楽しくcookingしたいと思います?
今回は、タローさんが大活躍です?
わたしの独身時代の思い出のひとつに、
タローさんの「御重箱に入った南瓜の煮付け」があります。
持ち寄りパーティの時でした…✨
タローさんは、お手製の南瓜の煮付けを、御重箱に入れて持参したんです。
キレイに面取りしてあって…??✨
心に残る一品でした☺️?
「タローさんの、思い出いっぱいの南瓜とレンコンの煮付け」
【材料】
南瓜 1/4個
レンコン 10センチ長さくらい
砂糖 大さじ2
醤油 大さじ2
酒 大さじ2
水 カップ1/2
はじめから撮影したかったのですが…
タローさん、手早く作ってしまって、タイミングを逃してしまいました??
面取りした南瓜とレンコンを鍋に入れて、水で軽く煮ますね〜☺️
その後、砂糖、酒、醤油を入れて…?
コトコトと煮て…?
出来上がりです〜?✨
やさしい香りがお鍋からあふれています〜???
わたしはオマケで、レンコンとゴボウできんぴらを作りました。
きんぴらの味付けは、タローさんと気の合うことに1:1:1で、同じです?
結婚した時から…2人の味の好みが同じなので、作りやすく、暮らしやすく…助かっています✨
わたしたち夫婦の大先輩の友人に、70代のご主人さまがおられます。
退職後、テニス、お料理、編み物、粘土細工を極められ、驚くほど多才な方なんです⭐️
奥さまの冬のお洋服も、ご主人がデザインして編み上げられたり…とっても素敵な御夫妻です。
この「アクリルたわし」、そのご主人さまがデザインして作ってくださったものなんですよ。
『亀の子束子』とともに、わが家で大活躍しています⭐️
みなさまのご家庭にも
目立たないけど
暮らしのなかで欠かせない道具…
おありではないでしょうか?
すてきな道具のお話、
それにまつわる思い出話など…
ぜひ、教えていただけましたらうれしく思います。
今回もさいごまでわたしたち夫婦にお付き合いくださり、ありがとうございました。
今週も、すてきな思い出がいっぱいできますように…。
タロー*ハナ
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『亀の子束子』はハウズのお店に並んでいます。